皆さんこんにちは!
パーソナルジムQUALITASです。
突然ですが皆さんは今日何を食べましたか??🍚
私は今お腹が空いていて夜ご飯が待ち遠しいです…
さてなぜ人間は「お腹が空いた」と感じるのでしょうか。
当たり前のことすぎて考えてもみなかったですよね。
今回は人間が「お腹がすく」と言う感覚に陥るのはなぜかと言う疑問について記事を書いていこうと思います。
最後には番外編として「太りやすい体質は遺伝するの」という疑問にもお答えします!
なぜお腹が空く?

食欲は本能としてあらゆる動物に備わっています。
栄養が必要になるとおなかがすいて何か食べ、もう十分となれば自然に食べたくなくなります😋
この食欲調節のすごいところは、ただ「食べる」だけでなく、
「必要がなければ食べようと思わない」という点です✨
🧠食べたものを消化・吸収する力には限度があり、それでも食べすぎると健康をそこなってしまいます
このバランスを保っているのが、脳の中心にある 摂食中枢(空腹中枢) と 満腹中枢 です🍎
この2つの中枢には、ホルモンの一種である グレリン や レプチン、
さらに セロトニン、GLP-1、ドーパミン など多くの物質が関係しています💡
胃が空っぽになったり、血糖値や脂肪酸の濃度が上がったりすると、
それらの情報が脳に伝わり、食欲を調整しているんです。
つまり、私たちの「お腹すいた!」「もう食べられない!」という感覚は、
脳とホルモンが綿密に連携してコントロールしているということなんですね✨😮
①血糖値が食欲をコントロールする

このしくみの中で、特にわかりやすいのが「血糖値の変化による食欲のコントロール」です。
健康な人の食前の血糖値は、およそ 1デシリットルあたり100mg。
食事をするとブドウ糖が体に吸収され、血糖値が 約130mg まで上がると、
🧠脳の「満腹中枢」が『もう十分だよ、食べなくていいよ!』と指令を出します✨
このとき、私たちは心地よい満足感を感じて「ごちそうさま😌」となるわけです。
🍎ところが、この 満腹中枢 がうまく働かなくなることがあるんです⚠️
その一つが 果物を食べた場合。
以前の記事でもお伝えしましたが、果物に含まれる 果糖(フルクトース) は血糖値をあまり上げません。
つまり、満腹中枢が「お腹いっぱい」と判断できず、
ついつい食べ過ぎてしまうんです🍇🍌🍓
もう一つは、すでに脂肪がついている人の場合 です💭
脂肪が多いと、満腹中枢の反応が鈍くなり、
血糖値が130mgになっても「やめ!」の信号が出にくくなるといわれています😵💫
さらに、血糖値が上がると膵臓から分泌される インスリン には、
本来「食欲を抑える働き」もありますが、
🫣内臓脂肪が多いとインスリンの効き目が悪くなり、
結果として 食欲にブレーキがかからなくなる のです🍩🍔
つまり、「食欲が止まらない」背景には、
単なる意思の問題だけでなく、
ホルモンや血糖値のしくみが深く関係しているということなんですね🧬💡
②レプチンが食欲をコントロールする

💡同じ現象は、食欲を強力に抑えるホルモン レプチン にも起こります。
脂肪が増えると、このレプチンの効き目も悪くなってしまうんです😣
つまり—— 太れば太るほど食欲が止まらない💦 という悪循環にハマってしまうのです。
一方で、血糖値が 80〜100mg まで下がると、
今度は脳の 摂食中枢(空腹中枢) が反応して「お腹すいた〜!」と感じ、
「何か食べたい!」という意欲が湧いてきます🍞🍙
ただし、この 130mg や 80mg という数値はあくまで目安📊
実際には、血糖値が 急激に変化するだけでも
満腹中枢や摂食中枢が反応してしまいます⚡️
🍴たとえば「食べ放題(バイキング)」で、
張り切って最初からガッツリ食べ始めるとどうなるでしょう?😋
血糖値が一気に上昇して、
それに気づいた満腹中枢が「もう十分!」とストップをかけてしまいます🚫
結果、「思ったより食べられなかった…」なんてことになるのもこの仕組みなんです。
🍬逆に、お腹がすいているときにキャンディーを1つ食べたら、
そのあともっと強い空腹に襲われた経験はありませんか?😵💫
これは、キャンディーに含まれるブドウ糖がすぐ吸収されて血糖値を一瞬上げるものの、
その後すぐに消費されて 血糖値が急降下💥
この変化によって、逆に食欲が刺激されてしまうのです。
😵さらに、ストレス・睡眠不足・気温・体温 といった要因も
食欲に大きく影響を与えます🌡️💭
つまり、私たちの「食べたい!」という気持ちは、
単なる気分ではなく、ホルモン・血糖値・環境が複雑に関係しているんです🧠✨
③気温の変化で食欲が変わる

寒いとおなかがすいて、暑いと食欲がわきません。
寒いなかで体温を維持するには、体の中でエネルギーをたくさん燃やす必要があります🔥
そのため、脳の 摂食中枢 から「食べなさい🍽️」という指令が出るんです。
ここまで見てきた食欲のしくみは、実は すべての哺乳類に共通 しています🐻🐯🐰
ところが…人間とそれ以外の動物のあいだには、
とても大きな違いがあるんです🤔
野生の動物たちは、摂食中枢と満腹中枢の指令どおりに生きています。
つまり、空腹を感じなければ食べることはありません。
「食べ物がないから食べない」のではなく、
「お腹がすいていないから食べない」んです🍃
これに対して人間はどうでしょう?
お腹がいっぱいでも、
「おいしそう」「もったいない」「ストレス発散したい」などの理由で、
つい食べてしまうことがあります😅💦
この「満腹なのに食べる」という行動こそが、
内臓脂肪をためる大きな原因のひとつなんです🌀
では、いったい何が人間と動物を分けているのでしょうか?
その答えは――「脳の進化」と「感情」にあります🧠✨
この不思議な違いについては、
次回の記事でじっくり解説していきますのでお楽しみに😊🎉
それでは、ここからは 番外編 にいきましょう!➡️🎬
番外編【太りやすい体質は遺伝する?】

👨👩👧👦「親が太ってるから、私もやせられるわけがない…」
そんなふうに思っている方、いませんか?🤔
確かに、親の体型と子どもの体型には関係がある ことが分かっています。
📊たとえば――
- 両親がともに普通体重 の場合、子どもが肥満になる確率は 約10%。
- どちらかが肥満 だと、その確率は 約50% に上がります。
- さらに両親ともに肥満 の場合、なんと 約80% の確率で子どもも肥満になるといわれています😳
💡でも、ここで忘れてはいけないのが「生活習慣」の影響です🍽️🏃♀️
家族は一緒に食卓を囲み、似たような食事・運動リズムで生活していますよね。
そのため、単なる「遺伝」ではなく、環境の影響 も大きく関係しているのです🌱
🔬では、遺伝だけで肥満がどのくらい説明できるのか?
2017年に発表された研究によると――
👉 日本人の肥満の約30%は遺伝で説明できる そうです🧬
肥満に関わる遺伝子は現在までに 40種類以上 見つかっており、
その中には👇
- 基礎代謝に関わる遺伝子🔥
- 食欲を抑える「レプチン」に関わる遺伝子🍽️
などが含まれています。
ただし、これらの遺伝子 1つ1つの影響力はそれほど強くありません。
実際に肥満になるのは、
複数の遺伝子が重なっている場合や、
🍔不規則な食生活・運動不足といった環境要因 が
遺伝子の働きを強めてしまう場合だと考えられています。
つまり――
🧠「遺伝だから仕方ない」ではなく、
生活習慣を変えることで十分にコントロールできる ということなんです✨💪
基礎代謝の遺伝が大きく影響される?

基礎代謝に関連する遺伝子についていうと、
📊日本人女性の基礎代謝量は平均で約1200キロカロリーといわれています。
しかし、持っている遺伝子の違いによって、これより100〜350キロカロリー多い人や、
同じくらい少ない人もいるというデータがあります。
確かに、これだけ基礎代謝が違えば、同じものを同じように食べていても、
太りやすい人・太りにくい人が出てくるのも納得ですよね🤔
💡ところが、話はそう単純ではありません。
基礎代謝が低く、太りやすい遺伝子を持つ人でも、若いうちは基礎代謝が低くないのです。
実際に基礎代謝が下がり、他の人との差が出始めるのは40歳を過ぎてからといわれています。
しかも、基礎代謝が下がっても必ずしも太るとは限らないのです😳
📑ある調査によると、太った人・普通体重の人・やせた人がほぼ同じ割合で存在していました。
これは意外な結果ですが、考えてみれば当然とも言えます。
なぜなら、遺伝が肥満に与える影響は全体の約30%🧬で、残りの70%は生活習慣によって決まるからです。
つまり、太りやすい体質を自覚して食事や運動に気をつけることで、
多くの人が遺伝によるハンデを乗り越えているのです💪
40代になると基礎代謝が下がり始めるのは、
長年の不適切な生活習慣の積み重ねによるものと考えられます。
さらにこの年代は、仕事・家事・育児などで多忙をきわめ、
男性は仕事のストレス😣、女性は妊娠・出産、そして閉経が近づくことでホルモンバランスが変化します。
その結果、誰の体にも少しずつ脂肪がつきやすくなっていくのです🍰
こうした条件が重なることで基礎代謝が下がり、内臓脂肪が増えていきます
⚖️つまり、太りやすい遺伝子を持つ人が、太りやすい生活習慣を送ることで初めて肥満になるということ。
この意味で、肥満はまさしく生活習慣病なのです🩺。
遺伝に左右されるのではなく、
✨日々の選択で未来の体は変えられる✨――それが健康づくりの本質です🌈
まとめ
いかがでしたか?
お腹が空く原因も肥満は遺伝するの?もどちらも生活習慣が影響する割合は凄く多そうですね。
たまにやる気を出してダイエットを頑張るではなくて日常生活から改善しなければダイエット成功へはまだまだ道のりが長そうです。
皆さんもダイエットで新しい何かを始める前に

【この記事の監修者】
QUALITAS代表トレーナー 岡田啓
【保有資格】
NSCA-CPT (全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト)
FMS Level 1&2
【修了過程】
Dynamic Neuromuscular Stabilization パート1&2
PRI Myokinematic Restoration
PRI Pelvis Restoration
【神楽坂・飯田橋・南青山・表参道のパーソナルジムQUALITAS】
神楽坂・飯田橋・南青山・表参道エリアのパーソナルジムQUALITASは、「2ヶ月で人は変われる」をCONCEPTに、店舗では「パーソナルトレーニング」 「痩身エステ(ハイパーナイフ)」 を組み合わせた独自のサービスを、店舗の外では「低脂質宅配食」と「オンライン食事指導」を組み合わせたサービスでお客様のボディメイクを徹底サポートいたします。
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